アラサー女が下顎前突で顎切る話

顎変形症の手術・歯列矯正の経過を書いていきます。たまにマンガとか日常のことも書くかも。

入院4日目~シャンプー解禁&顔の腫れがすごい~

この日の朝の回診で、口の中の血を排出するために埋め込まれてたドレーン管を抜いてもらえました。

さらっと「埋め込まれてた」と書きましたが、これが麻酔中に口の中の皮膚に穴空けられて入れられてたものなので、抜く時いってーの!!!外すときも麻酔かけてほちい…😢

 

ドレーンが取れると洗髪はOKとのことなので、早速シャンプーしてさっぱり。

やっと人にお見せできる顔になったので、現在の顔を貼っておきます。

 

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顔の下半分と唇がパンパンに腫れております。顎下の白いやつは「チンキャップ」という、顎を固定するバンドみたいなやつです。

これしてると見た目には分かりにくいのですが、外して顔を触ると、さながら水の溜まった袋のようにパツンパツン…

ただお医者さん曰く、これでも腫れは比較的少ない方とのことです。

 

顔の腫れは術後3日程度がピークだそうなので、明日起きたら多少マシになっていることを願います。

 

 

謎の液体ラコール

流動食の横にいつも添えられている謎のパック……


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こちらラコールという栄養ドリンクのようです。1パックで200キロカロリーもあるカロリー爆弾。

あまり食欲がわかなかったので今まで手を付けてなかったのですが、少し元気になって来たので飲んでみることにしました。

 

開けてみるとこんな感じ。見た目はカフェオレっぽい。


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いざ実食

 

……

 

 

お、結構おいしい。バニラドリンクみたい。

やはり栄養取らないと回復しないので、多少無理しても食べないといけないなぁと思っています。

入院3日目~手術翌日・初めてのごはん

長い夜が明け、朝10時頃に酸素濃度計、尿道カテーテル、足の血行ポンプ(麻酔後は血栓ができやすいらしく付けてくれます)を外してもらい、やっとベッドから動けるように。

 

12時に術後初めてのごはん。

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コンソメスープ、重湯、液状のプリンみたいなやつ。これをストローで唇と歯のスキマから吸い込みます。

ただ吸い込むだけなのに、結構難しくて疲れる…結局半分くらいしか食べられませんでした。術後ってやっぱ体力落ちてるんだなぁ。

 

午後は、ヘモグロビンの値が少し低いそうで、手術前に取っておいた自己血を輸血。

血は生命なり!長(オサ)!長(オサ)!長(オサ)

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(出典  荒木飛呂彦ジョジョの奇妙な冒険」第1巻より)

 

などという元気もその時はなく、ベッドでぐったり…。

 

夕食も同様の流動食が出ました。少し体力が回復したのか、主食は全部食べられました。

看護士さんに「全部食べられてすごいね~頑張りやさんだね~」と誉められて、「マ、ママー!!(泣)」とキテレツ大百科のトンガリのような叫びを心の中で上げました。

 

夜は微熱も続くのでアイスノンを当てながら、痛み止めを定期的に入れてもらい就寝。

手術直後

朝9時半ごろいよいよ手術室へ。

手術台に乗せられ、心電図や酸素濃度測るやつ取り付けられたあと、点滴に麻酔を注入されました。

あっ、だんだん視界が暗……

 

 

 

 

 

「手術終わりましたよー」

ハッ(゜ロ゜)

 

麻酔はマジで即落ちでした。恐ろしい…

 

目が覚めた瞬間はとにかく暑い!苦しい!トイレ行きたい!尿道カテーテル入れられてたんですが、楽になるまで結構時間かかりました。

 

その後は部屋に帰って来て、痛み止めや抗生剤を点滴されながらウトウト。

たまに看護士さんに鼻や喉にたまった血や痰を吸引してもらったりしました。夜中呼びつけても快く応対してくれる看護士さんたちマジ天使。

しかし、24時過ぎてくらいから、1時間おきくらいに目が覚めてしまう…

眠れないし、スマホをいじる元気もなく、ひたすら長い夜を耐えるのでありました。

入院2日目(手術当日)と術前の顔

昨日は21時に早々と消灯になりました。「そんな早く寝れるかー!普段働いてる時間じゃー」と思いスマホいじったりして、23時頃やっと就寝。

で、朝5時前に同室の人のイビキ?呼吸音?で目が覚める…このあたりが大部屋の辛いところですね。

あとベッドが固いのか、起きたら体がバキバキに…家ではエアウィーヴで寝てるものでね(突然の自慢)。「浅田真央は遠征にもエアウィーヴマット持ち歩いてるって言ってたなぁ…」と思い出しながら、結局その後は眠れず。

6時半に最後の水分摂取。その後午前中に点滴の針が入れられ、9時半頃に手術室へ移動となります。

 

さてここで、手術直前のきったねー顔を公開しますよ。

 

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まずは口閉じ正面

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むーん。

 

 

口閉じ側面


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これはひどい。なんつーブルドッグ顔や。

 

イーッてしたところ

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下の前歯が上の前歯より前にあって、スキマ空いてますね。本来の骨格に合わせるとこういう噛み合わせなのを、上の歯が頑張って前に伸びてくれて、なんとか合わせていた、というのが矯正前の状態でした。

ここ半年くらいこのスキマあり状態なので、お肉とか葉物野菜とか全然噛みきれないんですよ。

此れ誠に危急存亡の秋なので、やっと手術にこぎつけられて本当に嬉しいです。

 

 

入院当日

いよいよ入院当日。


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朝9時頃に病院に到着。夫が時間休とってついてきてくれたので、院内のカフェでしばしおしゃべり。

10時に入院受付を行い病棟へ。コロナで患者本人以外の立ち入りは基本的にNGになってるので、夫とはここでお別れです。

 

病室は4人部屋で、ベッド周りはこんな感じ。思ってたより広くて明るくて快適です☀️


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入院するのは小学生のとき肺炎にかかって以来、実に25年ぶりですが、あの時は市民病院だったからかもっと狭くてボロっちかった記憶…さすが日本有数の私大の附属病院は違いますな。

 

午前中は着替えや荷物を整理、お風呂の予約、コンビニで買い出しなどをして過ごす。

 

12時   お昼ご飯

本日のメニュー:魚の天ぷら、ラタトゥイユ、ごはん、オレンジ
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味噌汁がほしいところですが、味は結構おいしい。やっぱり日本有数の(以下略

 

午後はYouTube見たりKindleでマンガ読んだりして過ごす。時々看護士さんが採血しにきたり。

3時頃、執刀医の先生方が来て手術の最終説明。今回の手術は、上下とも顎を切って、上は1~2ミリ程度前に出して下に向け、下は8ミリ程度後ろに引っ込める、という内容になりました。術式としては「ルフォーⅠ型骨切り術+下顎枝矢状分割術」という名前だそうです。

手術は明日の12時前後から開始で、それに伴い今日の21時以降は絶食、明日の朝6時半以降は飲水も禁止となります。

 

18時  晩ご飯


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スープがついたのは嬉しい。茄子の煮物はもうちょっと味が濃い方が好みだなー。

 

19時半  シャワー(ちなみに予約制)

 

さて、絶食までまだ少し時間があるということでおやつタイムにじゃがりこ
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手術後もしばらく固いものは食べられなさそうなので、最後にかむかむしておきます。

文章を書くということ

手術を控え、備忘も兼ねてブログを始めたわけですが、まとまった文章を書くというのはなかなか面白いものです。

 

考えてみると、社会人になると、自分本位に文章を書くという機会って凄く少ないんですよね。

大体の会社では、文章のお作法みたいなのあって、それに沿わないとハネられるでしょうし、ビジネス文書って基本的に「限られた紙幅の中で、(自分より情報量も時間も少ない)上の人間が読んでもパッと内容が伝わること」がマストだと思うので、いくら「この部分面白いなー」と思っても、本筋に関係ないなら文書本体には書くべきではないんですよね(脚注でねじ込むとかの小技はあるかもしれないけど)。「面白い」とか「味わい深い」とかは求められてないわけで。

 

徒然に文章を書くというのは、往年のmixi全盛期以来、約10年振りだったりします。

TwitterInstagramもやってますが、やっぱり限られた文字数でクイックに表現したり、画像で表現することに慣れすぎるのもいかがなものかなぁと。

平日は無駄を削ぎ落としたビジネス文書を書き、休日はネットミーム化した画像をぺたりと貼って何かを表現した気になる、なんてことを繰り返すうちに感性が磨耗していた、とにならないように、こういうアウトプットする場を持つということは大事なんじゃないかなぁ、と感じています。