文章を書くということ
手術を控え、備忘も兼ねてブログを始めたわけですが、まとまった文章を書くというのはなかなか面白いものです。
考えてみると、社会人になると、自分本位に文章を書くという機会って凄く少ないんですよね。
大体の会社では、文章のお作法みたいなのあって、それに沿わないとハネられるでしょうし、ビジネス文書って基本的に「限られた紙幅の中で、(自分より情報量も時間も少ない)上の人間が読んでもパッと内容が伝わること」がマストだと思うので、いくら「この部分面白いなー」と思っても、本筋に関係ないなら文書本体には書くべきではないんですよね(脚注でねじ込むとかの小技はあるかもしれないけど)。「面白い」とか「味わい深い」とかは求められてないわけで。
徒然に文章を書くというのは、往年のmixi全盛期以来、約10年振りだったりします。
TwitterやInstagramもやってますが、やっぱり限られた文字数でクイックに表現したり、画像で表現することに慣れすぎるのもいかがなものかなぁと。
平日は無駄を削ぎ落としたビジネス文書を書き、休日はネットミーム化した画像をぺたりと貼って何かを表現した気になる、なんてことを繰り返すうちに感性が磨耗していた、とにならないように、こういうアウトプットする場を持つということは大事なんじゃないかなぁ、と感じています。